りんごのクラフティ

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お菓子の名前は、時を経、国境を越えてさまざまな形で呼ばれている。もともとクラフティ(Clafoutis)というのは、サクランボとフラン生地でできたお菓子の名前で、かつてリムーザン地方と呼ばれたフランス中南部が起源といわれている。語源をたどると、釘づけする、という意味の古フランス語「claufir」と、打ち込む、固定するという意味を持つ「foutre」の組み合わせ。そういえば生地の中に見え隠れするサクランボが、打ち込まれた釘のように見えないこともない。

同じお菓子も東側のオーヴェルニュでは「ミヤール」。サクランボ以外の果物を使ったものは「フロニャルド」と呼ばれていたらしい。だが、今はリンゴでも梨でもクラフティ。「打ち込んだ」感はないが、季節の果物に好みのナッツ類を加えたりして、自己流に変化を楽しめるスイーツだ。

材料(直径24㎝のマンケ型)
リンゴ················································ 4~5個
小麦粉················································ 100g
ラム酒················································ 大さじ1
クルミやアーモンドなど··················· 80g
グラニュー糖····································· 80g
ベーキングパウダー··························· 10g
牛乳···················································· 大さじ6
ピーナッツオイルなど······················· 大さじ6
卵······················································· 4個
バター················································ 適宜

作り方
① リンゴの皮をむき、芯を抜いて好みの薄さにスライスする。
② ボールに小麦粉、グラニュー糖、ベーキングパウダーを入れて混ぜ、ピーナッツオイル(なければ手持ちのサラダオイル類)、牛乳、ラム酒を加え、卵を一つずつ割り入れてよく混ぜる。
③ 型にバターを塗り、リンゴを並べてナッツ類をかぶせるようにかけ、❷の生地を静かに流し込む。
④ 好みでバターを少しずつのせ、グラニュー糖をさらに少々かける。(焼き上がりのカリカリ感が増す)
⑤ 150度のオーブンで55分焼く。

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