先生の説明に聞き入る子どもたち

先生の説明に聞き入る子どもたち

7月27日、「弁当の日」応援プロジェクトでは、夏休みの料理教室「親子でいっしょにおやつを作ろう」を西新宿のクリナップ キッチンタウン東京で開催し、年長から小中学生とその保護者10組20人が参加した。

この日、親子が挑戦したメニューは「米粉を使ったマフィン」と「ずんだドリンク」。作り方を教えてくれたのは、CPM生活者マーケティング(東京都町田市)の先生たち。まずは先生たちが、お手本をキッチン前方で披露。子どもたちも、真剣な表情で先生の説明に聞き入った。その後、各班に分かれ、早速レシピを見ながら、マフィン作りに挑戦した。

 

レシピ (画像をクリックしてご覧ください)

 

調理に使った材料の一部

マフィンは親子1組で6個を製作。米粉のほか、卵、サラダ油、小麦粉、ベーキングパウダーなども投入。「しっかりグルグル混ぜてね~!」と先生の指導があると、子どもたちもボールを抱え、一生懸命に生地を練った。

マフィン作りに挑戦

マフィン作りに挑戦

トッピングとして用意されたのは、ブルーベリー、マシュマロ、甘納豆、オクラ、モッツァレラチーズ、そしてハムとミートソースも。先生によると「マフィンにミートソース・・・?と思うかもしれないけど、意外と甘じょっぱくておいしいよ」とのこと。今日は、包丁は使わず、オクラもキッチンバサミで小さくカット。180度に予熱したオーブンで15分~20分こんがり焼くと完成だ。

マフィンにトッピングを入れる子ども

マフィンにトッピングを入れる子ども

 

オクラをキッチンバサミで切る子ども

オクラをキッチンバサミで切る子ども

焼き上がるまでに、枝豆を使用した「ずんだドリンク」作りを進めることに。枝豆は事前に10分ほど“塩ゆで”した物を使用。先生は「枝豆は夏のお野菜なので、夏に食べるととっても体にいいです」と説明する。子どもたちは、さやから豆を外す作業を、ビニール手袋を着用して丁寧に行った。

枝豆をさやから外す子ども

枝豆をさやから外す子ども

 

ミキサーで枝豆がペースト状になったら、「うわぁ、抹茶色になった~!」といった驚きの声から「くっさいなぁ」といった率直な感想も飛び交い、会場を笑いに包んだ。その後、甘酒と牛乳、蜂蜜などを加え、子どもでも飲みやすい、ずんだドリンクが完成した。

枝豆をミキサーに投入

枝豆をミキサーに投入

 

そんな中、オーブンからはマフィンのおいしい香りが漂い出した。焼き上がったマフィンを興味深そうに眺める女の子の姿も。「まだ熱いから触らないでね!」と注意を受けながらも、「いい匂いがする~!」と、待ち切れない様子。少し冷ました後、早速口いっぱいにマフィンを頬張った子どもたちからは、満面の笑みがこぼれた。

マフィンを頬張る親子

マフィンを頬張る親子

 

焼き上がったマフィンに興味津々

焼き上がったマフィンに興味津々

夏休みに親子で挑んだおやつ作り。母親と参加した、たまきちゃん(都内・小学1年)は、マフィンを食べた感想を聞かれると、「おいしかった」とにっこり。作る上で難しかったところは、「ママにやってもらった」といい、ずんだドリンクについては「おいしいけど、枝豆は塩でゆでたのをそのまま食べる方が好き」と無邪気に語った。

横浜から来たという、てっぺいくん(中学1年)は、「(ずんだドリンクに入れる)甘酒の説明とかもあって、作り方もすごく分かりやすかった」といい、その味については「蜂蜜の甘さで、枝豆が少し甘くなっていて結構飲みやすかったです」と笑顔を見せた。

壮一朗くん(都内・小学1年)は、「(マフィンの生地を)かき混ぜたところが楽しかった」とのこと。同伴した母親も「材料もそろっているので、手軽に子どもと楽しめて良かったです。枝豆とか旬のものなので、すぐ家で実践できていいなと思います」と語ってくれた。

父親と参加した、さらちゃん(都内・5才)は、「卵を割るのが難しかった。(お父さんと作って)楽しかった」とコメント。父親も、「子どもが作れるような簡単なメニューで楽しくできました」と、親子でのおやつ作りを楽しんでくれた様子だった。

試食以外の分はクレラップに包んで、フリーザーバックに入れて自宅に持ち帰ったので、家族と一緒に味わってほしい。そして小麦粉やオートミール用のレシピも参考にお渡ししたので、自宅でもまた作ってくれることを期待したい。

本イベントは、子どもが食材の買い出しから調理、片付けまで全て1人で挑戦して弁当を作る“弁当の日”を応援する、「『弁当の日』応援プロジェクト」の一環として開催された。

プロジェクトの協賛社、クリナップからは東京五輪レスリング女子76キロ級5位入賞の皆川博恵選手も“総務部広報課”のメンバーとして参加。おやつ作り終了後、笑顔で子どもたちとの写真撮影に応じていた。

クリナップ広報として参加したレスリングの皆川博恵選手と写真撮影も

クリナップ広報として参加したレスリングの皆川博恵選手と写真撮影も