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  コロナ禍で生活様式が変わる中で、普段、ビジネスパーソンは情報をどのように取得しているのだろうか? それを探るために、ジェイアール東海エージェンシー(東京)は、東名阪のビジネスパーソン約2,000人を対象に実施した「ビジネスパーソン調査2020」の中で、「ビジネスパーソンの情報収集」についてまとめた。 

   最初に、時事、ビジネス、ファッション、グルメの4つのジャンルについて、情報源を探ったところ、いずれのジャンルを世代別にみてもテレビが圧倒的な強さを示した。時事とグルメはすべての年代でテレビ、ビジネスについては20代が「この情報は取得しない」がトップになったが、テレビが2位となっている。ファッションについては、20代のみInstagramがトップだったが他の世代はすべてテレビだ。SNSの利用傾向としては「なんでもTwitter」の20代、「だいたいLINE化」が進む3040代というように、年代で好みが分かれている。 

   コロナ禍における調査であるため、ビジネスパーソンも自宅にいる時間が長くなる傾向があるため、テレビがお手軽ということかもしれないが、SNS全盛の時代とはえ、まだまだテレビの影響が強いことは見逃せない。 

   一方、SNSの活用法としては、若年層はあらゆるジャンルの情報をSNSから取り込んでいることがわかる。スマホの利用法から探ると、20代、30代はSNSが中心となる一方、40代、50代、60代はニュース・情報系のサイトが中心。また、回答から目を引いたのは40代以上が、平日昼に「スマホを見ない」という答えがトップになるなど、「大人は真面目」ということを印象付ける結果となった。 

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