教員向け情報サイト「TEAChannel」をオープン 日本漢字能力検定協会、授業風景やコラムを掲載 画像1

日本漢字能力検定協会 「TEAChannel-言語活動に取り組む先生のためのサイト-」

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公益財団法人 日本漢字能力検定協会(京都市)は、言語に関する指導をしている教員向けの情報サイト「TEAChannel(ティーチャンネル)-言語活動に取り組む先生のためのサイト-」の公開を始めた。会員登録は無料。

小中高校の教員が対象で、国語に限らず全教科向けに言語指導に関する情報を提供している。コンテンツは、実際の授業風景の事例紹介や動画のほか、教育現場で働く教員、大学教授、企業関係者らによるコラムなど。

実践事例は、指導概要で単元の目標や評価基準などをコンパクトにまとめており、動画や詳細の指導案は会員登録をすれば閲覧できる。コラムも「コロナ休校を楽しむマインド」「小学生から『小論文』を書こう」などを掲載。動画は約5分、コラムも2~3分で読むことができるため、気軽に視聴・閲覧ができるのが特徴だという。

「TEAChannel」は「Teach(=教える)」と「Channel(=チャンネル)」を掛け合わせた造語。当初は小学校の教員用のコンテンツを掲載。順次、中学・高校向けの記事を公開するという。新学習指導要領では「言語活動の充実」を掲げており、同検定協会は「職務多忙で授業の改善に時間が割けない先生をサポートしたい」としている。

日本漢字能力検定協会は、日本語や漢字の普及・啓発活動を行っており、日本漢字能力検定(漢検)の実施や「今年の漢字」発表などで知られる。

 

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