11月13日(水)夕方、山形県長井市PTA連合会の主催で青少年健全育成講演会・長井市PTA連合会研修会が開催されました。「弁当の日」提唱者の竹下和男氏が「”弁当の日”が生み出すくらしの時間~子どもの人格形成と家族の絆が生まれる時~」と題して講演、市内小中学校のPTA会員など164名が参加しました。

長井市内の全ての小中学校で実施している”弁当の日”の取り組みについて、一歩深めたその意義と効果を発信することができました。聴講した皆さんが大きく心を動かされたようで「研修会として非常に満足度が高かった」と誰もが評価する良い研修の機会となりました。

概要

◆主催:長井市PTA連合会
日時:2019年11月13日(水) 18時30分 ~ 20時00分  
◆会場:長井市立長井小学校体育館
◆事業の名称:青少年健全育成講演会・長井市PTA連合会研修会
◆講師:竹下 和男
◆講演タイトル:「弁当の日」が生み出すくらしの時間~子どもの人格形成と家族の絆が生まれる時~
参加人数:164
参加者:長井市内小中学校PTA会員および共催団体会員(長井市まちづくり青少年育成市民会議会員)近隣(白鷹町、飯豊町、小国町)の小中学校PTA役員 長井市職員および関係機関職員
◆参加者の感想
○弁当を子どもに作らせることが、単に弁当を作ることだけではなく、人間を作っていくことにつながることを学べました。
○親も成長して子どもにとって良い環境を作ることが、子どもにとっても良い成長につながる。愛されて育った子どもは良い子に、楽しく子育てをすることが未来の親が楽しく子育てをすることにつながる、命のつながりになる大切なことを学びました。
日ごろの生活で子どもと共にいることの大切さをあらためて感じさせられました。このことを周りの人にも伝えていきたいと思います。
○わが娘は何が作れるのだろうか…りんごの皮をむけるのだろうか…?「ケガをするといけないから」「私がやった方が早いから」と…。いつか娘が親になった時に困らないように、ステキな大人になれるように、沢山の愛情をもって接していきたいと思います。
○愛情をもって心を込めて食事を作ることが、人間をつくる(体・心・人格)のだとしみじみ思いました。家庭での食が命をつなぐことの意味を深く受け止めました。
○子どもがやりたいと思う気持ちを「大変だ」「面倒だ」とやらせない、体験させていない自分を恥ずかしく思います。まず親が変わらなければ、成長しなければならないと気づかせていただきました。
○自分の日常の姿は子ども達にどう見えているか? それを考えさせられました。私自身が子育てを楽しんでいる姿を見せられるようになりたいと思います。娘がいつか母親になった時に「なりたい母親」のお手本になれるよう、「親が変われば子どもも変わる」を教訓にしようと思います。