コロナ寄付の仕組み-2

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住友生命は新型コロナウイルス感染症対策の一環として、契約者がアンケートに回答すると1人につき50円を、コロナ対策に携わる全国各地の団体に寄付すると発表した。対象期間は101日~1230日回答まで。契約者は約700万人おり、住友生命は「少しでも多くの契約者に回答してもらえれば」と話している。

住友生命は年1回、契約者宛ての通知「スミセイ安心だより」の発刊に合わせ、満足度や推奨度を尋ねるアンケートを実施し、回答者の中から抽選で景品が当たるキャンペーンを展開している。本年度は抽選キャンペーンに加え、アンケートの回答数に応じたコロナ対策への寄付を行うことにした。

寄付金は、公益財団法人「地域創造基金さなぶり」(仙台市青葉区)が6月に設立した「47(よんなな)コロナ基金」を通じ、医療機関や市民活動への支援といったコロナ対策に携わる団体に助成する。助成先は基金の公募と外部の審査員による審査で決定。額は回答者の居住地に応じ、都道府県ごとに案分する。

さなぶりは2011年6月に一般財団法人として設立された。地域課題に対する支援事業の企画・実施、資金助成の実施、寄付の仲介などに当たり、これまでに795件、総額16億円余りの支援を行っている。さなぶり(早苗饗)は、古来より田植えの後に開かれる宴のこと。地域によっては「さのぼり」「しろみて」とも呼ばれ、田植えが無事に終わったことへの感謝と五穀豊穣(ほうじょう)を願うほか、地域の絆を強める役割もあるという。

アンケートは「スミセイ安心だより」の封筒に記載されたQRコードのほか、担当の営業職員や住友生命公式ホームページを通じても回答できる。

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