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新年度がスタート。大人も子どもも、日々の生活が変化して何かとバタバタする一方、住環境を整えたいという意欲も湧く季節。ダスキン(大阪府吹田市)は春の新生活シーズンに合わせ、全国47都道府県の20歳以上の男女計 4,700人を対象に、掃除に関する意識調査を行った。その結果、「掃除が好きな人」には心がけている習慣や意識の違いがあり、「掃除は簡単で楽しい」と考えている人が多い傾向が見られた。「掃除が嫌いな人」も、ちょっとした工夫で掃除を無理なく続けられ、好きになれるかもしれない習慣とは? そして、調査から浮かび上がった掃除の意外なメリットとは?

調査は、1月27日から30日にかけて、インターネットを通して行った。まず、「掃除が好きか嫌いか」については、全体の 65.1%が「嫌い」(嫌い・どちらかというと嫌い)と答えた。好き派(好き・どちらかというと好き)と嫌い派の違いを探ってみたところ、「できるだけこまめに掃除をしている」人は、「掃除好き」では73.3%いるが、「掃除嫌い」では36.1%。「掃除は簡単なこと」を感じる人は、「掃除好き」では82.2%なのに対し、「掃除嫌い」では35.6%。「掃除は楽しいこと」と感じる人は「掃除好き」では71.7%、「掃除嫌い」では7.9%。ダスキンでは「面倒くさいと思っても、掃除をして整った空間で過ごすのは楽しいと感じる人がいることではないか」と推測している。

そして「掃除好き」の自身の掃除に対する評価は平均 68.9点なのに対し、「掃除嫌い」では平均 46.6点だった。これについて同社では、掃除好きな人はこまめに掃除することで一度の掃除の負担が少ない一方、掃除嫌いな人はまとめて掃除することで一度の掃除の負担が大きくなってしまっているのではないかと分析した。

今回のアンケートでは、掃除に直接かかわることだけではなく、幸福度の感じ方や、健康や美容への意識、金銭の使い方の差など、約40の項目について質問。その結果を基に「掃除好き」と「掃除嫌い」を比較したところ、掃除好きな人は嫌いな人に比べ、心や暮らしにポジティブな傾向が見られた。例えば、「自分の性格はポジティブ(楽観的、肯定的)である」と回答した掃除好きな人が 6 割(61.8%)なのに対し、掃除嫌いな人は 4 割(44.5%)。「健康に自信がある」と回答したのは、掃除好きな人が5 割近く(47.7%)なのに対し、掃除嫌いな人は約 3 割(28.4%)。掃除好きな人は 7 割(70.8%)が「今の生活に幸せを感じている」と回答したのに対し、掃除嫌いな人では 5 割(54.1%)。「自分は金運が良い方だ」と回答したのは、掃除好きな人が 34.5%なのに対し、掃除嫌いな人では18.7%などなど。ダスキンは、掃除をして身の回りが整うと、自己肯定感や幸福感が生まれやすいのではないかと見ている。

「掃除嫌い」が全体の65%もいたことには、来年60周年を迎えるダスキンも「お掃除について多くのことを伝えてきたつもりだったが、悲しい気持ちになりました…」。そして、掃除への関心を楽しく高めてもらうプロジェクト第一弾をスタート! 特設サイト「運命のカギを握るのは誰? そうじ相愛診断」をこのほど公開した。調査結果を基に作られた「そうじのタイプ診断」ツールで10個の質問に答えていくと、掃除を擬人化した22種類のキャラクターのうち診断結果に応じたキャラクターが、「おそうじ指数」やおすすめの掃除方法をアドバイスしてくれる。

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ダスキン広報担当者は、「コロナ禍の一番最初の緊急事態宣言下でも、多くの人が掃除や断捨離に取り組んだという調査結果もあり、掃除にはポジティブな感情を生む効果が期待できるのでは。食事や入浴などに比べると掃除の優先度は低いかもしれないが、掃除を“自分事”としてとらえ “掃除のメリット”を感じ、楽しんで掃除をする人が増えてほしい。診断結果で出てくる個性的なキャラクターたちのアドバイスを楽しむことも、そのきっかけの1つにしてほしい」と話している。

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