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例外なく、人が誰しも日々行わねば生きていけない行為が「食べる」こと。この行為を子細に検討して変えていくことができれば、環境問題解決にも大きく貢献できる。そこで、私たちの普段の食事が地球環境やその未来にどんな影響を与えているのか、経済学の枠組みを使って、わかりやすく解説した『食べる経済学』(下川哲著、大和書房、税込み1,870円)が11月24日に発売される。

食料生産や、食料市場と社会の関係、捨てられる日本の食料や、世界の食品ロスのパターン、日本の肉食事情や未来に向けた試行錯誤などが体系的に解説されている。たとえば第二部の表題は「飢える人と捨てる人 “食べる”にまつわる社会問題」。食品ロスが問題になる国に住んでいると、飢餓はなかなか実感を持たないが、食と経済学という意外な組み合わせから、そのロスの裏側をじっくり深堀りでき、地球全体の問題につなげて考えることができる。

 

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