年鑑表紙2022_OL

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天文現象の予報と解説、今年の観測結果などを収録した「天文年鑑 2022年版」(誠天文年鑑編集委員会編、誠文堂新光社・東京、税込み1,320円)が11月22日に発売される。来年は2年2カ月ぶりに地球に接近した火星の姿を楽しむことができるという。

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巻頭口絵は、今年5月のスーパームーンの大きな月が月食となった皆既月食や、日本人宇宙飛行士2人が搭乗したISSが太陽の前を横切った瞬間をとらえた画像、流星の中でも明るい火球の落下や、日本人によって発見された彗星(すいせい)や超新星の画像も掲載している。

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また、天文現象の予報ページでは、主な星雲・星団、太陽面現象、超新星、太陽系外惑星、人工天体、流星群に出現予報など、観測の進歩が著しい分野や、アマチュア天文家が興味を持つ分野のデータ、予報ページの情報量もアップしている。

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2022年に起こる天文現象として注目したい現象は、11月8日の皆既月食だそうだ。この日の月食は、始まりが18時09分ごろ、終わりが21時42分ごろで、全国で皆既月食の全過程を見ることができるという。また、月食の最中に天王星が月に隠される「天王星の食」も起こる。東京から西の地域では、皆既月食中の赤い月に天王星が吸い込まれるように、天王星が月に隠される現象を見ることができる。

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