9月1日(水)午後、 防府市立大道中学校で、ドキュメンタリー映画「弁当の日」の上映会が開催されました。同校では、今年から「弁当の日」を実施しています。新型コロナウイルス感染拡大のため、保護者と地域への案内を取りやめ、生徒のみの観賞となりましたが、第2回「弁当の日」に向けて、意欲付けとなったようです。

概要

◆主催: 防府市立大道中学校
日時:2021年9月1日(水) 13時35分~15時25分  
◆会場:防府市立大道中学校
◆事業の名称:防府市立大道中学校
参加人数:102
参加者:生徒94名、教員8名
◆参加者の感想
「弁当の日」というものを初めて聞いたとき、自分はただ一人で弁当をつくって学校に持って行って食べる。それだけだと思っていました。今回映画を見させていただいて、弁当の日には作った人や携わった人、実践した人の想いが込められているのだと理解することができました。「100年先まで」と聞いたときはおどろきましたが、出てくる人の想いを知るととても大事なことなんだと改めて思います。自分も弁当の日を通じて、様々なことを学んでいきたいです。(2年女子)
○私は最初弁当を作る、ご飯を作るのはめんどくさい、お母さんが作ってくれる、そういう気持ちでした。映画を見て、親も大変なんだ、家事といってもたくさんある。それでも私は休んでいていいのか、とても不安になりました。自分で一から作るなんて怖い、失敗する、でも人間はいつか自立するので役に立つと。私も料理を作るのが好きですが、後片付けが大変なので、なかなか作れなかったけど、自分が頑張って作ったご飯を親や兄弟に喜んでもらえるととてもうれしくなるなと思うと、これからは一人で何事もやっていこうと思いました。私たちのためにこの「弁当の日」を見せて下さりありがとうございました。これからは、ちょっとずつ自分で作れるよう親の手伝いをしたいと思います。(2年女子)
○私は正直弁当を作るのが嫌だなと感じていたけど、この映画を視聴して私と同じように嫌と感じている人もいたし、家庭の事情で作ることが難しいという人もいました。でも、当日になって、自分が作った弁当を食べるとその場の雰囲気がとてもよくなるし、笑顔があふれていました。毎回親は朝早くから起きて、手間がかかる弁当を作っていて、ご飯も作ってくれていて、本当にすごいと実感しました。なので、次は自分が恩返しできるといいなと思いました。(2年女子)