8月3日(火)午後、豊後高田市の真玉公民館で、ドキュメンタリー映画「弁当の日」の上映会が開催されました。この上映会は、豊後高田市学校給食研究協議会総会の一部として行われ、小中学校の校長先生、食育担当者である養護教諭の先生とPTAの母親部の代表者41名が参加しました。豊後高田市は、もともと弁当の日を実施している学校が少なく、以前実施していた学校もコロナ禍で自粛しているようです。上映をきっかけに今後、弁当の日を実施したいという気持ちが高まっていくことが期待されています。

概要

◆主催:豊後高田市
日時:2021年8月3日(火) 14時40分~16時20分  
◆会場:豊後高田市 真玉公民館
◆事業の名称:豊後高田市学校給食研究協議会 総会 食育映画上映会
参加人数:41
参加者:市内小中学校校長先生・食育担当者・学校給食センター所長・栄養教諭等・各小中学校PTA母親代表
◆参加者の感想(学校関係者)
お弁当を作ることが目的ではなく、そのことを通じて感じること、学ぶことがとてもすてきな事だなと思いました。
○食に真剣に向き合いたいと思った。食べる事を通して子どもたちに教えていけることが沢山あると思った。
食によって人のつながりができることがすばらしい。子どもたちには自活できる力をつけていきたいと思いました。
○とても心が温かくなりました。食は内容だけではなく、在り方そのものが人に色んな影響を与えるということを考えさせられる映画だと思います。
◆参加者の感想(保護者)
○今日はありがとうございました。「してくれてうれしいこと」は「してあげたくな
ること」子ども達にたくさんの“うれしい”を感じてもらえるようがんばります。
「食」は生きるために必要不可欠なことの1つ。私もいつか自立する子どもが自分で食事を作ることが大切だと思っていました。その思いをつなげていくことが必要だと思いました。お店にいけば「買える」けれども「自分で作る」ことができる人に育てたいと思いました。とても良い映画でした。ありがとうございました。
何が起きるのかわからないこのご時世。親や大人にたよらず、自活していくすべを身につけるための一歩として、食事を自分で作れるようになっておくことは本当に大切なことだったのだと気づかせていただきました。とてもいい映画でした。ありがとうございました。
「弁当の日」のことは前から聞いていたが弁当を作ることでその広がりの大きさには気づかなかった。この取り組みが本市でも広がればいいなと思いました。
お弁当は子ども達が喜ぶために親が作るものだと思っていました。食育に力を入れてきたつもりでしたが、本当は子ども達のやる気を私が失わせてしまっていたのかもしれません。あと何年一緒に子ども達と過ごせるのわかりませんが巣立っていくまで一緒にできることは、取り組み、できることは自発的に任せていきたいです。自分で生きる力をつける協力者になっていきたいと感じました。ありがとうございました。