神戸どうぶつ王国で世界最小のシカ「プーズー」公開 日本で2園目、体長70センチの雄・雌各1頭 画像1

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神戸市の動物園・神戸どうぶつ王国は、世界一小さなシカとされる「プーズー(英名:Southern Pudu)」を7月22日(木)から公開する、と発表した。

同園によると、プーズーは南米に生息する世界最小のシカで、体長は60~80センチ、体重は6~10キロ。日本では埼玉県内の動物園でしか飼育されておらず、西日本では初登場だとしている。(日本動物園水族館協会加盟園館調べ)

南米チリやアルゼンチンの一部地域の森に生息し、食べ物は木の葉や落ちた果実など。雄は枝分かれしない小さな角が生え、雌には角は生えないという。生息環境の悪化から野生での生息数が減少傾向にあり「準絶滅危惧種」に指定されている。

公開するプーズーは、2020年5月生まれの「ゼル(雄)」と2019年5月生まれの「レイ(雌)」。現在、2頭とも体長約70センチ、体重はゼルが約8キロ、レイが約9キロと小さいが「もう大人と言っていい。これ以上あまり大きくはならない」という。神戸どうぶつ王国の動物と触れ合えるエリア「コンタクトアニマルズ」で常時公開するが、ガラス越しでの見学になるとしている。

神戸どうぶつ王国は「ペアでの飼育なので希少動物の繁殖につなげたい」と期待する。入園料など詳細はホームページを参照

 

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