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“全て真っ黒”のかき氷が登場したのは、1818年創業の醤油メーカーの浜田醤油 (熊本市)の中にある「うさぎカフェ」。世界的建築家・隈研吾氏がデザインした浜田醤油の蔵は、日本の伝統的な小屋組みである美しい和小屋や、浜田醤油の歴史を物語る滑車などが随所に残され、しょうゆミュージアムのような雰囲気を醸している。その雰囲気をそのまま表現したような真っ黒なかき氷、その名も「漆黒氷」(しっこくごおり・税込み950円)がこの夏初登場した。

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その真っ黒な見た目に目を奪われるが、なんと「しょうゆ味」というのも驚き。味の決め手となる「しょうゆ」。ベースの「蜜ソース」、「生クリームソース」、かき氷の中には「しょうゆアイス」、添えられた「黒団子」、「黒豆」、全てに同社の「生醤油」を使用。甘さと塩味が何とも言えないバランスで、初めてなのに懐かしさを感じる味に仕上がっている。

また、氷とソースに使用している竹炭にもこだわり、虎斑竹専門店「竹虎」(高知県須崎市)の無農薬・無添加の竹炭を使用している。竹炭の吸着作用で氷が浄化され澄み切ったおいしさになるという。しょうゆ蔵生まれの唯一無二のイケメンスイーツの誕生だ。

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