那須どうぶつ王国が動画「マヌルネコのうた」を公開 不思議な生態を軽快な音楽で紹介、絶滅の危険性も啓発 画像1

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「マヌルヌルヌル、マヌルネコ。実在するんだ。不思議な生態」。那須どうぶつ王国(栃木県那須町)は、園内で飼育している野生ネコの「マヌルネコ」について紹介するミュージックビデオ「マヌルネコのうた Official MV」を制作し、ユーチューブなどで公開している

那須どうぶつ王国によると、マヌルネコの「マヌル」はモンゴル語で「小さなヤマネコ」の意味で、ネコ科の動物では最も古い種だという。ワシントン条約で、規制しなければ将来絶滅の恐れが高まる「付属書2」に指定され、取引には厳しい条件がある希少動物だ。

那須どうぶつ王国には現在、雄の「ボル」(7歳)と、雌の「ポリー」(5歳)の2頭をアジア圏に暮らす哺乳類を集めた「アジアの森」で公開。マヌルネコの魅力を多くの人に知ってもらおうとミュージックビデオ(2分17秒)を制作したという。

動画はクリエイティブディレクターの富永省吾氏に依頼。軽快な音楽とともに、ボルとポリーの2頭がさまざまな動きをする映像で紹介される。作詞は富永氏、作曲家でボーカリストの小田朋美さんが作曲と歌を担当した。

4月23日の「国際マヌルネコの日」に先駆けて公開すると、数日で動画再生回数が8万回を超えるなど反響が大きいという。

動画の最後には「マヌルネコは絶滅の危険性が高い野生動物です。さわったり、おうちで飼うことはできません」とのメッセージを掲載。那須どうぶつ王国の担当者は「野生動物の生息環境や環境保護活動について知るきっかけになれば」としている。

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