3月13日(土)午前、熊本学園大学付属高校体育館にて、ドキュメンタリー映画「弁当の日」監督の安武信吾氏の講演会が開催され 、熊本学園大学付属中学校の生徒ら約260名が参加しました。

概要

◆主催:熊本学園大学付属中学校
◆日時:2021年3月13日(土) 10時50分~12時40分
◆会場:熊本学園大学付属高校 体育館
◆事業の名称:熊本学園大学付属中学校 講演
◆講師:安武信吾
◆参加人数:260名
◆参加者:生徒、保護者、教職員
◆講演を聞いた生徒の感想
○ぼくが学んだことは、弁当のすごさと大切さです。弁当を作ることによって言えなかったことを伝えられたり、感謝の気持ちを思い出したり、感謝を伝えたりすることです。
○自分で作って食べるということが、体にも良いし安く済むのでいいなと思いました。
○料理があまり得意ではありません。だから「料理はお母さんが作るもの」とばかり思っていました。しかし、今日の大学生の食事を見せていただいて、5、6年後の自分の姿のように思いました。「このままでいると絶対に後悔する」という危機感まで覚えました。自分で作るから人に笑顔になってもらって、自分も幸せになるという最高の幸せを私も味わってみたいなと思いました。
◆保護者の感想
○今回の講演内容、「食べ物は人をつくる」という事に関して私はある程度意識をして毎日の食事作りをしています。ただ、18年間一生懸命食事作りをしたとしても、それを伝授しなければ意味がないのだと痛感いたしました。大学生の食事内容を見た時に、我が息子の数年後かもしれないと思って恐ろしくなりました。
○息子の通っていた小学校でも年に1、2回「弁当の日」は実施されていましたが、本質は全く違うものだと感じました。「子どもが自分で作るお弁当」とは、買い物から始まり、献立、調理、片付けまで、全て子どもが行い、親は手伝わない。ここにどんな意味があるのかを理解できないとなかなか実践させられないなあと思います。私はありがたい事にこの講演会で竹下先生の「目指すところ」を知ることができました。ぜひ次回の息子の弁当の日には実践させたいと思います。