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どんなに多くても朝夕の一日二食だった食事の準備が、今は三食。料理好きでもさすがに疲れる。献立を考えることはもちろん、自分の料理に飽きた、という人も多いことが、「食卓環境の変化」に関する調査(クレハ・東京)で分かった。
共働きの20~40代の夫婦400人(男女200人ずつ)を対象に調査。コロナ前後の食卓の変化について、料理をする機会や家族との食事の時間が増えた、という人が多いのはもちろんだが、「自分が作る料理を食べることに飽きた」り、料理を苦痛に感じるようになった人も多かった。この回答は夫に比べて妻たちに多く、食事の準備を担うことの多い妻側の苦労が浮き彫りになった。
食事の準備にプレッシャーやストレスを感じるのは、「料理に自信がない」や「品数豊富な料理を作らなければならない」という理由が多かったほか、妻たちは「栄養バランスが保たれているか不安」という意見が45%にも及び、家族の健康を考えて献立作りをする苦労がにじみ出た。
一方で、休日に食事の準備を分担している夫も増えているようで、3割の夫たちが「休日は半分以上自分が食事の準備をしている」と回答した。