宮城県が「復興10年スペシャル動画」を配信 3人の若者が復興を巡る旅で「宮城の今」を知る 画像1

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宮城県は、今年3月11日で東日本大震災から10年になることから、復興に向けての取り組みや地元の人たちの活動を紹介する「復興10年スペシャル動画」の配信を県のポータルサイトなどで始めた。

テーマは「Forward Together あの日を未来につなぐ、宮城のいま。」。3人の若者に届いた「宮城の復興の“いま”を見に来てほしい」と書かれた送り主不明の招待状。3人は現地を案内してもらいながら、震災後10年の「宮城の今」を旅するように巡る約6分のストーリーだ。

3人は、津波で校舎が破壊され、今は震災遺構となった宮城県山元町の中浜小学校を訪ね、復興メッセージが書かれた黄色いハンカチが、映画「幸せの黄色いハンカチ」のようにたなびく様子を見たり、太平洋沿岸の女川町で、カキやホヤ、取れたての魚を使った海鮮丼を堪能したりする。

また、被災した商店が集まる南三陸町の「南三陸さんさん商店街」で、新たな商店街として復興した活動についての話を聞き、津波の被害を受けた七ケ浜町では、設置された防潮堤の説明を聞く。

現地を見た若者は「復興と向き合う現地の人と会うことが『風化させない』ことだと思った」などと感想を述べる。そして最後に招待状の送り主が明かされる。

日本語版、英語版があり、宮城県のウェブサイト「みやぎ復興情報ポータルサイト」と、ユーチューブ(Pref Miyagi宮城県インターネット広報資料室)で公開している。

また、震災復興ポスターと連携し、ポスターのQRコードを読み取ることでも動画を閲覧することができる。

 

 

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