節分珈琲

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鬼は外! と叫びたいが、今年は大声がはばかられる。マスクをして?いや、鬼のマスクで?といろいろあるが、静かに年の数だけコーヒー豆をひき、恵方を向いて飲む、というのもアリだ。そんな「節分珈琲」(ヒャクマンボルト・東京)が発売された。

節分にまかれる福豆同様、自分の歳の数だけ豆をひく。ドリップしたコーヒーは、今年の恵方、南南東を向いて飲み干す。通常コーヒーは1杯(180cc)あたり約60粒の豆を使うのだそうだ。ということは、還暦ならOK。それより若い世代は、ちょっと薄めのコーヒーが出来上がることになる。そんな自分だけの味を「快活な若さ」として楽しむも良し、「年長者の深み」として楽しむも良し。

穏やかでちょっとオトナな節分を楽しんで

コーヒー豆は、キリマンジャロのキボー。世界最高峰キリマンジャロ山系の中でも一番高い山である「キボー」がその名の由来で、上品な酸味と、しっかりとしたコクの絶妙なバランスがこの豆の特徴だ。深煎りの「赤鬼ロースト」と浅煎りの「青鬼ロースト」がある。

穏やかでちょっとオトナな節分を楽しんで
若人は薄く、年長者は濃くなるコーヒーの味
「希望」の名を冠するコーヒー豆をブレンド

 

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