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戦後沖縄の復興と看護の再建に尽くした看護師、眞玉橋(まだんばし)ノブの生涯を描いた絵本「すくぶん」(眞玉橋ノブ研究所)の電子書籍が無料公開されている。
すくぶんとは、沖縄の言葉で、役割や使命のこと。沖縄では人は誰でも生まれた時から“すくぶん”を持って生きているといわれている。
眞玉橋ノブは看護に尽くした人に与えられる世界的栄誉「フローレンス・ナイチンゲール記章」を沖縄県出身の看護師として初めて受賞。絵本は、沖縄戦末期、陸軍病院の看護婦長として「ひめゆり学徒」とともに負傷兵の看護に献身し、戦後は孤児院で戦災孤児の世話をしたり、看護学校で数多くの後進を育てたりするなど、戦争で荒廃した沖縄の復興と近代看護の確立に生涯を捧げたノブの一生を描いている。
絵本はハードカバーA4横サイズ、32ページ。文は眞玉橋加奈子さんと松岡由香子さん。絵は当山百合子さん。企画編集は松岡良幸さん。税込み価格2200円。送料無料。