2013年4月14日(日)午後、代々木(東京都渋谷区)の 国立オリンピック記念青少年総合センターにて「食でつながる!4.14~想いをカタチにする日~」と題して、講演会を開催しました。
このイベントは、学生らで組織した「食でつながる」実行委員会の主催、「弁当の日」応援プロジェクトの共催により開催、学生や社会人ら約300人が参加しました。
はじめに、助産師の内田美智子氏が「食卓から始まる生教育」と題して講演。「生きていることは奇跡の積み重ね。あなたがここにいるだけで素晴らしい」と温かく語り掛けました。また、現在の食卓の問題を取り上げ、「食」がココロとカラダへ及ぼす影響を指摘し、解決するひとつの手段として「弁当の日」の取り組みを紹介しました。
続いて、九州大学大学院農学研究院助教の佐藤剛史氏が「今こそ婚学!」と題し、結婚とは何か、人とのつながりの中での「食」の役割などについて、自身の経験を交えて話しました。 「結婚したいなら、子育てしたいなら、若いうちに。この人を自分はこうやって幸せにする、という思いで相手を選ぶことが大事だ」と参加者に訴えました。
第二部では、「弁当の日」を実践者の明治大学の渡辺直人さん、東京家政大学の慶野りえさん、聖心女子大学の内田華代さんの3人が、それぞれに行ってきた「弁当の日」の取り組みを発表。内田氏、佐藤氏と会場の参加者も交えてトークセッションを行ないました。
最後に主催者として、「食でつながる実行委員会」委員長の鹿島日布美さんが「このイベントが皆さんにとって、想いをカタチにするきっかけになればうれしい。そのためにできるアクションを今すぐ!に」と挨拶。
参加者からは「食の大切さを実感した」「両親に感謝したい」「人生について考えるきっかけになった」「参加してよかった」という声が多く寄せられました。開催後日、多数の参加者が「弁当の日」を実施することを、各自のFacebook上で宣言していました。