福岡県糸島市の広報誌「広報いとしま」2020年10月15日号の表紙に「弁当の日」が掲載されました。

表紙で紹介されたのは、”弁当の日”を初体験した糸島市立志摩中学校の1年生たち。総合的な学習の時間を利用して事前に竹下和男先生の講演を聞いた後、実際に弁当作りに取り組みました。

「広報いとしま」の取材後記には、こんなすてきなコメントがついています。

子どもたちが弁当作りを通して、生きる力や親などへの感謝の心、自主的に行動する楽しさなどを学ぶ「弁当の日」。志摩中学校の弁当の日を前に提唱者の竹下和男さんが9月25日、同校で1年生を前に講演し、私も参加しました。ここには書ききれないほどたくさんの大切なことを学べる内容で、本当に大切なことは学業や部活よりも日々の暮らしの中にあるということを痛感。先生の話に聞き入り、涙を我慢できませんでした。「失敗する権利を子どもに与えてほしい」「料理をする楽しさは、子育てを楽しむ気持ちにつながっている」など印象に残る言葉の数々。全国の親や子ども、そして孤食が多いといされる大学生など若い人にもぜひ知って、実践してもらいたい取り組みだと思いました。志摩中学校の「弁当の日」に、子どもたちが笑顔で弁当箱を開け、「料理が楽しかった!」と話すのを見て、この取り組みの有意義さを実感しました。

志摩中学校の”弁当の日”講演会の感想はこちらから。