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NTT印刷(東京都中央区)はこのほど、子どもの名前やプロフィール情報を記載でき、子どもが主人公となる絵本「たくさんのきもち」を発売した。価格は2970円(送料込み)。公式サイトで販売している。
「たくさんのきもち」は、NTTコミュニケーション科学基礎研究所の調査研究から取得した、幼児がよく使う「気持ちを伝える50の言葉」を基に制作。子どもに感情語を知ってもらい、自らの気持ちとひもづける(ラベリングする)ことを後押しする絵本だとしている。サイズは16×16センチ、フルカラー、全64ページ。作者(絵)はかしわらあきおさん。NTTコミュニケーション科学基礎研究所の渡邊直美さんが監修した。
「絵本編」と「図鑑編」で構成された同書は、前半の絵本編は、ほぼイラストのみでストーリーが描かれている。子どもが自由に気持ちを感じながら話を創作できる内容で、親子でコミュニケーションを取りながら気持ちについて考えることができるという。
後半の図鑑編は、絵本編のシーンに沿った形で、幼児の基本感情である“喜・悲・怒・怖”のカテゴリーに分けた文字とイラストで、気持ちを伝える50の言葉について分かりやすく触れている。
オンラインショップでの購入時は、名前、年齢、誕生月、子どもがうれしかったこと、悲しかったこと、怒ったこと、怖かったことなどの項目を入力。本書の記念ページに、絵本の内容に沿った形で子どもの記録が印刷されるほか、表紙デザインも子どもの誕生月に合わせた絵本が完成する。