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「野菜の魅力を知ってもらい、もっと野菜を食べてほしい」と、キユーピー(東京)が埼玉県深谷市に建設を進めてきた「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」(敷地面積約17,600㎡)。5月29日(日)のオープンに向けて、最終準備段階に入っている。
同ファームは、「野菜にときめく、好きになる!みんなの笑顔を育むファーム」をコンセプトに、野菜の魅力を体験できる複合型施設。
「マルシェ」や「レストラン」、「野菜教室」が入る建物のテーマは、「農園の中の一軒家」。木を素材として温かみのある空間は、緩やかに曲線を描いた大屋根が農園側に大きく開き、外部に向けて広がりを感じられる構造。季節の色とりどりの野菜や草花が彩る農園の背景には、赤城山・榛名山・秩父長瀞方面の山々が連なっている。
「体験農園」では、季節に合わせたヨーロッパ野菜や新顔野菜などの収穫体験ができ、「マルシェ」では旬の新鮮野菜・果物の食べ頃や食べ方が分かる。野菜について五感で学ぶ「野菜教室」のスタート時期は、現時点で未定。
地元野菜と新鮮な旬の素材の持ち味を存分に生かしたレストランメニューを監修するのは、地産地消を提唱するシェフの先駆け的存在の音羽和紀シェフと、その次男、音羽創シェフ。両シェフは「地場の素材をどう取り入れ生かすかを考えることは、私たちが故郷の宇都宮で続けてきたことですが、今度は深谷の素材の魅力を探り、野菜が持つ可能性を発見することに、わくわくして取り組んでいます。野菜はもちろん添え物ではなく、ソースも、あるいは見えない部分も、一皿の料理にとって大切な要素です。したがってお皿の上にのせるものは、すべて愛情をもって料理する。来てくださる全てのお客さまの心と体が元気になるメニューを、このような思いを持って構想しています」とのコメントを寄せている。