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自宅で簡単にかまど炊きのおいしいごはんが食べたい、でも火加減の調整や収納場所は取られたくない…。そんな希望をかなえるのが、固形燃料に火を付けるだけで本格かまど炊きご飯が炊ける「かまどはん」。兵庫県丹波市に工房・閑心窯(かんしんがま)を構える陶芸家・大杉康伸が開発した。
丹波市の山々に囲まれた自然豊かな場所で、大杉氏が一つ一つ手で成形し、素焼き、釉薬(ゆうやく)掛け、本焼きと工程を踏む「かまどはん」。手作りだからこそ残る土の表情を感じることができる。
一合炊きの小型サイズ。白米をといで水を入れ、固形燃料をセットしたら、あとは待つだけ。難しい火加減の調節も不要。金属製に比べて、陶器は熱を蓄える力が大きいため、陶器のかまどはんで炊くごはんは、同じ米でも、とてもおいしく炊けるという。時間とともに、優しく立つ湯気と、食欲をそそる米の香りが卓上にあふれ、炊き上がりを待つ時間もごちそうに。8月以降の発売とのこと。今年の秋の新米は「かまどはん」で炊いてみる?