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睡眠が心身の健康に大きく関わっているということは、想像に難くないだろう。国民が主体的に取り組める国民健康づくり運動として「健康日本21」を推進している厚生労働省は、より良い睡眠を取ることの重要性を啓発している。このほど、睡眠をテーマとした「良い睡眠で、からだもこころも健康に。」特設Webコンテンツを公開した。
同省が「健康寿命をのばそう!」をスローガンに、企業・団体・自治体と協力・連携しながら、食生活、運動、禁煙、健診・検診について具体的なアクションを呼び掛けている「スマート・ライフ・プロジェクト」の一環。
睡眠の専門家・栗山健一氏(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部部長、同センター病院睡眠障害センター長兼任、滋賀医科大・東京農工大・東京慈恵会医科大客員教授、医師・医学博士)の解説記事「専門家に聞きました今日から使える睡眠トリビア」、睡眠から社員の健康づくりに取組む企業2社への取材記事「企業の人事・労務担当者向け まずは何から始めよう?企業取組事例をチェックしてみましょう」などを公開。
栗山氏の解説記事では、睡眠について意外と知られてない豆知識や良質な睡眠を得るための実践方法など、睡眠習慣を改善する上で役立つ話を紹介。「昼寝にもポイントがある?午後のパフォーマンスを上げる昼寝の方法」「眠りが浅いときには『遅寝・早起き』がいい?」「睡眠中に呼吸が止まる…睡眠時無呼吸症候群は自分で気付ける?」など、自分が漠然と考えていたのとは違う睡眠への対処法が見つかるかも。
さらに、睡眠を通じて社員の健康づくりや働き方の課題に取組む企業として、「パワーナップ制度」を導入した三菱地所(東京)と、「戦略的仮眠室」を設けたネクストビート(東京)の事例を取材した記事も合わせて公開している。両社の現場担当者に取材し、取り組みを始めるきっかけや実施に至るまでの過程、社内の反応や成果などのエピソードをしている。企業の生産性向上のために“睡眠”を重視する取り組みについては、個人や家庭としての生活の質を高める上でもヒントになる部分があるかもしれない。