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全日本中学校技術・家庭科研究会と株式会社共同通信社は、全国の小・中学生を対象に「弁当の日おいしい記憶のエピソード」と題し、お弁当作りなどの料理体験を写真や絵を添えてつづった作文を募集した。今年度は全国から小学校981点、中学校1,683点の合計2,664点の作品が寄せられた。
審査の結果、弁当の日賞が1人、キッコーマン賞2人、日清オイリオ賞、共同通信社賞、全日本中学校技術・家庭科研究会賞、CGC賞各1人の他、特別賞10人と学校賞3校を決定した。
今回の応募作品について、コロナ禍で学校での調理実習が中止となる中、家庭で取り組むことを働きかけた学校も多かった。先生方からは授業での班活動と違い自宅では1人で行わねばならず、より実践的な実習になったとの感想も寄せられている。一方、在宅時間が増えた家族や、なかなか会えない祖父母のために料理を作った子どもも多かった。子どもたちは失敗しながらも、達成感を感じている様子や、改めて日ごろ料理をしてくれている家族への感謝の気持ち、自分の作った料理を家族が喜んで食べてくれたうれしさを素直に表現している。
受賞者には、学校宛てに賞状を送付した上で、3月26日(土)午後、あらためて東京都内で表彰式を実施する予定。また、受賞作品をまとめた作品集は後日ホームページで公開するほか、希望者には、郵送で送付するという。