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宮崎駿監督によって1989年にアニメ映画化された『魔女の宅急便』。その原作者としても知られる童話作家・角野栄子氏(1935年生まれ)は、3歳から23歳までを東京都江戸川区北小岩で過ごした。同区の葛西エリアにある「なぎさ公園」内の「展望の丘」に、2023年7月、「江戸川区角野栄子児童文学館(仮称)」がオープンする予定だ。同館のプロモーションサポートを担うKADOKAWA(東京)は、文芸WEBマガジン「カドブン」内に特設サイトを開設。角野栄子さんの情報や児童文学館開館に向けての準備の模様などを発信している。児童文学館の公式Instagramでは2月末日まで、「フォロー&いいねキャンペーン」として、応募者の中から抽選で50人にオリジナル缶バッジ(2種類セット)をプレゼントする企画を開催している。

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缶バッジのイラストは、イラストレーター・くぼしまりおさんにより、『魔女の宅急便』の主人公キキに見立てた角野栄子さんと黒猫がかわいらしいタッチで描かれている。応募は、2月28日までに公式Instagramアカウント「@edogawacity_kadonoeiko」をフォローし、投稿に「いいね!」をすれば完了。当選者には、Instagram上のDMで連絡する。 幼少期から20代前半までを江戸川区北小岩で暮らした角野栄子氏。江戸川のほとりで遊んだ体験などを生かした創作活動は、国際的にも高く評価され、2018年には「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞した。江戸川区は、その功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信するための拠点として児童文学館の建設を計画。2023年7月の開設に向け、準備が進められている。

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