台湾のアテモヤ、日本で人気が出るか? 新たな冷凍技術を開発し、保存期間は6カ月に 画像1

台湾農林水産省×台湾貿易センター 「台湾アテモヤ新商品発表会」

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台湾農林水産省と台湾貿易センターはこのほど、中国が台湾産の果物「アテモヤ」の輸入を停止した措置を受け、新たに販路を広げようと、パレスホテル東京(東京都千代田区)で「台湾アテモヤ新商品発表会」を開催した。

アテモヤは、世界三大美果の一つとされている「チェリモヤ」と、別名、釈迦頭(しゃかとう)とも呼ぼれる「バンレイシ」を掛け合わせてできた亜熱帯の果物で、濃厚な甘みと芳醇(ほうじゅん)な香りが特徴だ。台湾は、アテモヤの栽培面積が世界一だが、これまで日本に輸出されることはなかったという。

発表会には、輸入企業のほか、卸業者、大型スーパーやレストランのバイヤー、マスコミなどが参加、一口サイズにカットしたものだけではなく、アイスキャンディーや、ケーキ、パイ、ドリンクなどの加工食品も披露された。

台湾農水相の陳吉仲氏がビデオで出演し、昨年台湾パインをサポートしてくれたことへの謝意を伝えた後、日本の市場向けに新たに冷凍技術を開発したことで、日持ちしない生のアテモヤの保存期間が6カ月と格段に長くなったことなどを紹介した。

台湾に造詣が深いというタレントの渡辺満里奈さんがスペシャルゲストとして登壇し、「甘酸っぱい香りと味わいのアテモヤはきっと日本で人気が出るのではないか」とコメントした。

 

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