榊原工業(東京都豊島区)は、「IQつみき」を発売した。柔らかいシリコーンゴム製で、球や立方体などの立体を特定のパターンで縦横斜めに切断したカラフルなつみきのブロックだ。つみき同士をくっつけることができるほか、ガラスやホワイトボードなどにもくっつく。
玩具安全基準(ST基準)を満たした玩具に付与される「ST玩具安全マーク」を取得した。汚れは水やぬるま湯できれいに落ち、適度な粘着力もすぐに回復するため取り扱いが簡単だ。除菌のアルコール消毒も可能で衛生的に遊ぶことができるという。
立方体を斜めに切断したものを組み合わせると正三角形や正六角形などの切断面を作ることができ、立体図形が可視化される。このアイデアで特許を取得した。発明者は、「博士のIQパズル」も発明した弁理士の樋田成人氏だ。幼児の知育玩具にとどまらず、年齢に応じた遊びができ、認知症予防として高齢者にも好評だという。
球、立方体、円すいなどがセットになった商品は1万4300円だが、現在はキャンペーンを実施しており価格は9900円。単品もある。直販のほか、アマゾンや楽天市場などで販売しており、販売代理店も募集している。