presented by OVO [オーヴォ]話題の情報を発信するサイト
多種多様な生物が生息する沖縄県。沖縄にしかいない生き物たちが、かわらしいクッキーコレクションになって登場する。微生物から海獣類まで、生き物の魅力を400種以上のクッキーで表現し続けているユニークな「いきものクッキー専門店kurimaro collection」(三重県桑名市)が、10月1日に発売する。
絶滅危惧種や固有種などが多く生育・生息する沖縄は、沖縄島北部及び西表島含む奄美・沖縄地域が2021年7月に世界自然遺産に登録された。環境省のデータでは、2021年1月時点で国内希少野生動植物種(国内に生息・生育する絶滅のおそれのある野生生物のうち、人為の影響により存続に支障を来す事情が生じていると判断され指定される種)は395種。奄美・沖縄地域は、日本の国土のうち0.5%にも関わらず、絶滅危惧種95種、固有種75種が生息する重要な地域となっているという。その一方で、生き物の交通事故や過剰な摂取、外来種による影響、環境の変化などから生息が危ぶまれている実態がある。
沖縄の固有種を楽しく知り、地球の生物多様性に関心を持つきっかけにしてほしいと生まれたクッキーコレクション。クッキーになった動物たちは、固有種・絶滅危惧種が、ヤエヤマセマルハコガメ・オキナワキノボリトカゲ・イボイモリ・ヒメアマガエル・アイフィンガーガエル(子育て中)・コガタハナサキガエル・リュウキュウアオヘビ・ヤシガニ・イリオモテヤマネコ・ヤンバルクイナ・キンバト・カンムリワシ・ヤエヤマオオコウモリ・イリオモテコキクガシラコウモリ。外来種がマングース。kurimaro collection店舗と公式サイトで販売する。税込み432円。
Kurimaroのクッキーは、三重県産小麦粉を100%使用。もちもちとした食感の高級小麦粉「くわなもち小麦」、舌触りの良い「あやひかり」、香り高い「ニシノカオリ」をフレンドし、サクサクとしつつ滑らかで優しい味わい。卵は一切不使用で、豆乳をベースとした生地に、農薬・化学肥料不使用のひよこ豆を丁寧に煮込んだ煮汁を使ったアイシングを施している。着色には、主に野菜パウダーやフルーツパウダー・食材類・天然由来色素を使い、クッキーによってそれぞれのフレーバーを楽しめる。