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「脱プラスチック」が叫ばれ、これまでたくさんのプラスチックフリー商品が登場している。そんな中、本体に木材を使用し、使い切った後の芯までメーカーが責任を持って回収・リサイクルを行う商品が登場した。ペノン(東京)が発売した「PENON(ペノン)」である。
日本国内向けのボールペン総出荷本数は、年間約8億本。その多くが安価な使い捨てのもので、いつでも財布にやさしく手に入る代わりに、使い終われば適切なリサイクルをされることもなくプラスチックゴミになってしまっていた。PENONの本体の木軸には伐採した以上の植林が約束された「森林認証」された、カリフォルニア産インセンスシダーというヒノキが使われている。使えば使うほどに手によくなじむので、経年変化を楽しみながら長く楽しむことができる。また、商品を包装するパッケージにも森林認証紙を採用。プラスチックを一切使用していない上に、包装材を広げて組み立てるとペンスタンドになるユニークな仕掛けがついている。さらに、替え芯のパッケージは無料の返信用封筒になっていて、使用済みの芯を入れてそのままポストに投函すればメーカーが回収・その後リサイクルするという。これは日本文具業界初の取り組みだ。
商品のラインアップは、クリップ部分が眼鏡の形になった「PENON メガネペン」(全4色・税込み1,200円)や、刺繍製のネクタイのモチーフがなんともフォーマルな雰囲気の「PENON ネクタイ」(全4色・同1,300円)、刺繍製のフラッグかわいい「PENON フラッグペン」シリーズ(ロング/ショート、いずれも同1,400円)など。手帳やシャツの胸元にちょこんとのぞくワンポイントは、環境問題に取り組む商品を選んだ意思表示。「それ、かわいいね」なんて声をかけてくれた人にこの商品を知ってもらえば、周りの人の意識を変えるきっかけになるかも?