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ワクチン接種は進んでも、まだ国境を越えるのは少々手数が多い。ならば国内で夏をクールに過ごす方法を。富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(立山黒部貫光・富山市)では、黒部ダムの観光放水が始まっている。高さ186m、日本最大級の黒部ダムから毎秒10トン以上の水が豪快に噴き出す様子は圧巻だ。
立山黒部アルペンルートは中部山岳国立公園・立山にあり、富山県の立山駅から長野県の扇沢駅間は、雪の大谷の中を駆け抜ける「立山高原バス」や、現在日本で唯一運行しているトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」などを乗り継いで移動することができる。エメラルドグリーンに輝く黒部湖と黒部ダムの放水にかかる虹は、大迫力の涼感あふれる絶景だ。
7月1日には、立山の夏山開きを迎えた。登山者は立山頂上の雄山神社峰本社で神主によるご祈祷を受けることができるし、室堂平を代表する美観「みくりが池」の湖面を覆っていた雪は徐々に解け、周辺には高山植物が咲き始めるなど、残雪と新緑のなか初夏の散策を堪能できる。
もちろんアルペンルート限定グルメも。名物の黒部ダムカレーや黒部ダムシフォンケーキを忘れずに!