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黒酢あん、親子丼、回鍋肉。見た目は珍しくないメニューだが、使われているのはいわゆる代替肉。オムロン ヘルスケア(京都府向日市)の本社食堂で、ネクストミーツ(東京)の鶏肉タイプの代替肉「NEXTチキン」を使ったメニューが登場した。
代替肉スタートアップのネクストミーツの理念は、「地球を終わらせない」こと。人間に由来する温室効果ガス排出量のうち、肉の生産による排出量は全体の約15%と言われ、動物性食品の消費を減らすことでこの数字を改善することができる。また畜産のために使われる膨大な量の水資源も減らせる。そこで開発したのが植物性の代替肉だ。スーパーやレストランなどでは選択肢があったが、社員食堂で提供するのは今回が初めてという。
冒頭の献立のほか、「NEXTチキンのラビコットソースがけ」「NEXTチキンの生姜(しょうが)焼き」と全部で5種類。低脂質・低コレステロ―ルのメニューだ。