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数年前、ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』にハマった人は少なくない。『ホモ・デウス』や『21レッスンズ』など、次々読みあさった人も多いだろう。これからの世界を読み解くカギが満載だが、子どもたちにかみくだいて伝えるのはなかなか大変だ。そこで、今度はイスラエルではなくスウェーデン発、子どもにも分かるサピエンス全史、と話題の『こどもサピエンス史~生命の始まりからAIまで』(べングト=エリック・エングホルム著・久山葉子訳、NHK出版)が7月12日、出版される。価格は1,980円(税込み)。
学校では、先史時代からの歴史を社会科で、進化については理科で学び、その後も政治・経済・宗教・数学・科学などを個別に学んでいくが、これらを全部まとめて人類のたどった道を見るのが「人類史」。祖先がどのようにして今の世界を作るに至ったのかを知り、今後の指標として生かすための一冊だ。環境破壊や人種差別、民族紛争などのさまざまな問題に取り組むSDGsがなぜ必要なのかも、この本で理解が進む。
「NetGalley」の発売前レビューで、学校司書や書店員など本の専門家たちから続々と5つ星コメントが寄せられた作品だ。