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日清オイリオグループの 横浜磯子事業場における温暖化対策の取り組みが評価され、横浜市の「令和3年度ヨコハマ温暖化対策賞」を受賞した。平成30年度に続いて2度目の受賞。同グループでは、“地球温暖化の防止”“資源循環の構築”“植物資源/自然保全”“環境にやさしい開発の推進”の4テーマにおいて、「環境目標 2030」を策定。2030年に向けた各目標達成に向け、取り組みを継続している。
横浜磯子事業場は同グループの主力生産拠点として、大豆油・菜種油をはじめとする食用植物油製造等を行っている。今回、食用油製造設備のなかでエネルギーを多く使用する蒸留塔をより高効率な設備へ更新し、蒸気使用量を削減。年間約 700 トンの CO2 排出量の削減を達成した。他にも、工場内照明のLED 化・製造工程ブロアーのインバータ化・ラインのコンベア輸送の効率化など省エネルギーの取り組みを行っており、2019 年度の取組合計で約 1,280トンの CO2 排出量削減を達成している。
横浜市では、横浜市地球温暖化対策計画書制度に基づき、大幅な温室効果ガス排出量の削減などの顕著な実績をあげた企業を「ヨコハマ温暖化対策賞」として表彰している。本年度は、令和2年度に報告書の提出があった302事業者の中から12事業者が受賞した。