presented by OVO [オーヴォ]話題の情報を発信するサイト
選べないほど居並ぶレトルトカレーだが、選択の理由を与えてくれそうなカレーが発売された。渋沢栄一ら多くの政治家に愛された三笠ホテルカレー(RAVIPA・東京)だ。
三笠ホテルは1906年創業、1970年に営業を終了したが、1980年に国の重要文化財に指定されている。「軽井沢の鹿鳴館」と呼ばれ、有島武郎や近衛文磨、大隈重信など多くの政治家、財界人、文化人に親しまれた純西洋風建築のホテルだった。近代日本資本主義の父として知られ、また2024年度新一万円札になると話題の渋沢栄一も足しげく通ったとされる。
そんなVIPたちが愛したのが、三笠ホテルカレー。当時のレシピを忠実に再現し、かつ当時のシェフと共に現代人の舌に合うよう少しアレンジした。辛さと渋みが目立った当時のレシピに、軽井沢の名産でもあるルバーブのジャムを加え、まろやかな風味に仕上げている。チキン(1個税込み756円)とビーフ(同972円)の2種類。