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次世代のスタンダードはビーガンレザー!?
動物愛護や環境保護の観点から食べ物はビーガンを選択する人が増えているが、かばん・財布・洋服などの皮製品はどのようなものを購入している? HAYAMI(相模原市)は、環境にも動物にも優しい植物由来の“エシカルウォレット”「Chitose」の先行販売をクラウドファンディングサイトで実施している。
Chitoseはサボテン由来のビーガンレザーで、化学物質を使わない100%オーガニックな製品。サボテンはメキシコに広く分布するノパルサボテンを使用。栽培時にほとんど水を必要としないため、製造過程での水使用量を抑えることができる。また、サボテンレザーは本革と比較すると、CO₂排出量を約80%削減できるという。
合成・人工皮革と比べて耐用年数は長く、通気性がよいことから手入れも簡単。日本の職人による手作りで、本革に近い手触りを実現している。ラインアップは、ユニセックスの折り財布と長財布の2種類。カラーはともにブラック。
ファッション業界では近年、商品の製造過程で排出されるCO₂量・水の消費量・化学物質の使用などが問題視されている。次に何かの買い物をする時は、その商品がどの程度環境に負荷を与えるものかについても考えてみてはいかがだろうか。