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前後の脈絡はすっかり忘れても、“鳥獣戯画”という四文字とあの動物たちの面白おかしい様子は何となく脳裏にとどまっている。この日本最古のマンガと言われる名画を読み解く、小学館あーとぶっくシリーズ「ニッポンのわらいの原点 これが鳥獣戯画でござる」(結城昌子著、税込み1,870円・小学館・東京)が発売された。子どもと一緒に、昔の記憶をたどりつつ、学び直しができそうだ。
京都・髙山寺所蔵の国宝「鳥獣人物戯画」は、日本が誇る名作。マンガの原点とも言われている。相撲大会に水泳大会、そして最後は仏さまにお供えもの競争。動物たちが大暴れする甲巻を中心に、笑いながら読める。動物のキャラづくりの話、筆使いの話、鳥獣戯画の「なぞ」など、あらゆる角度から楽しめる解説付き。もちろん学校や自宅での学習教材としても役立つ。