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住友生命が2017年に創業110周年を迎えたのを記念して始めた、健康増進をテーマにした社会貢献事業「スミセイ〝Vitality Action〟」の一つ、親子スポーツイベントが3月13日に目標である110回目を迎えた。これまで参加した親子は約5,800組、約1万2400人。記念の第110回は、ラグビー日本代表の元主将、廣瀬俊朗さんが講師になり、オンラインで全国の親子と一緒に体を動かした。
有名選手を講師に全国で
第110回の主催は金沢支社。廣瀬さんは東京都内でカメラの前に立ち、ラグビーの練習などから取り入れて工夫した7種類の運動を、実演を交えて指導した。いずれも機敏な動きと発想の柔らかさが求められる内容ながら、遊び感覚でできるため、全国の親子が楽しく、かつ真剣に取り組んでいるのが画面越しに伝わってきた。質疑コーナーで廣瀬さんは「一生懸命練習して、たくさん食べて、たくさん寝ることが必要だよ」と、健康な体づくりの方法を説き「運動だけでなく、親子で会話もしてほしい」とコミュニケーションの大切さも訴えた。
親子スポーツイベントの第1回は、2017年7月9日に熊谷支社が主催し本庄市の体育館でバドミントンの人気選手、小椋久美子さんを講師に迎えて開かれた。その後、北は北海道から南は沖縄まで、全国の住友生命の本支社が主催者になって開催。講師陣は巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さん、サッカー元日本代表の北澤豪さん、スポーツキャスターとしても知られる新体操の畠山愛理さんといった各競技の著名なOB、OGを中心に、卓球の伊藤美誠選手など現役選手も名を連ねた。
メニューを進化させ2021年度も継続
世の健康ブームもあって、このイベントの人気は高く、1日に全国3会場で開催されることもあった。当初は2020年の春に110回を迎える予定だったが、新型コロナウイルス感染の影響で20年2月下旬の104回でいったん休止。同年8月の105回から、オンライン方式で再開された。
社会へ健康増進を働きかける「スミセイ〝Vitality Action〟」の取り組みは、スポーツを通じた健康づくりや産業振興に貢献したと評価され、2019年の「第7回スポーツ振興賞 経済産業省 商務・サービス審議官賞」も受賞している。
住友生命ブランドコミュニケーション部の加藤高雄さんは「全国の親子と講師を務めてくれたトップアスリートのみなさんに支えられ、110回を迎えることができました。本イベントを通じて、大切な人と一緒に運動することで、自身の健康増進のきっかけとしていただきたいと考えています。今後も、親子スポーツイベントをコロナ禍でも楽しんでもらえるようなメニューに進化させ、地域の健康増進活動に貢献していきたいと思います」と、今後のさらなる充実を約束した。