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農作物に被害を与えるイノシシ、シカなどの野生鳥獣の肉を、地域資源として食用のジビエ(仏gibier)に利用する動きが国から推奨され、全国的に取り組みが広がっている。でも、ジビエというと肉の独特の香りが強いなどのイメージが強く、敬遠している人も多いかもしれない。
ジビエの魅力について広く知ってもらおうと、鳥取県産のイノシシやシカなどの肉を使ったジビエ料理を首都圏の店で堪能できる「とっとりジビエ レストランフェア」が開かれる(3月7~21日、主催:鳥取県 食のみやこ推進課)。同フェアには、首都圏のイタリアンとフレンチ15店舗が参加。期間中、各店が鳥取県産ジビエを使ったオリジナルメニューを提供する。
これに合わせ、モデル・タレントで「とっとりあいサポート大使」の押切もえさんが、鳥取ジビエの魅力をPRしている。押切さんは、同フェアに参加するイタリアンレストラン「ALTER EGO(アルテレーゴ)」(千代田区神田神保町)で、鳥取県産シカ肉を使った料理を堪能。ジビエとの出会いなど自身のエピソードも交え、ジビエ料理の魅力について語った。ジビエの魅力を「自然の豊かさが詰まったおいしさ」と表現し、栄養面などにも触れている。そのインタビューの模様が、首都圏にある鳥取県ゆかりの店などを紹介するWEBページ「VISCUM」に掲載されている。
「あいサポート」は鳥取県の障がい者支援活動。押切さんは、2017年2月から委嘱されている「あいサポート大使」の活動を通し、障がい者・活動支援者たちと交流し、鳥取の美しい自然に触れて感銘を受けたという。
「ALTER EGO」のオーナーシェフは、鳥取市出身の徳吉洋二氏。徳吉氏は2015年、イタリア・ミラノに「RistoranteTOKUYOSHI」を開業し、わずか10カ月で日本人として初めてイタリアのミシュラン一つ星を獲得。今回、押切さんが味わったジビエメニューは2019年2月の「ALTER EGO」創業時からメインシェフを務める平山秀仁氏が同フェアのために考案。フェアの期間中、同店で味わうことができる。