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会話のできない自閉症という障害を抱える作家・東田直樹氏が13歳の時に執筆した『自閉症の僕が跳びはねる理由』(角川文庫、角川つばさ文庫、エスコアール)。30か国以上で出版、現在117万部を超える世界的ベストセラーになったこの本を映画化した、「僕が跳びはねる理由」(ジェリー・ロスウェル監督)が4月2日、公開される。

自閉症を抱える人々の世界が“普通”と言われる人たちと、どのように異なって映っているのかを、世界各地の5人の自閉症の少年少女たちの姿や、その家族たちの証言を通して追い、明らかにしたドキュメンタリー映画。自閉症者の内面がその行動にどのような影響を与えるのかを、斬新な映像表現や音響効果を駆使し、彼らが見て感じている世界をあたかも疑似体験しているかのように体感できる。

普通とは、個性とは何か、という普遍的な問題、コミュニケーションの大切さなど、他者と分断されている今だからこそ、共感し考えさせられることの多い作品だ。

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