南中学校では「弁当の日」を年に2回実施しています。2020年は、1回目は夏休みの課題として、2回目は11月26日に実施しました。弁当作りは生徒自身が3つのコースから選びます。1つめは買い物から料理まですべて行う完璧コース、2つめが料理を全部作るコース、3つめが何か1品以上を作るチャレンジコースです。事前に「弁当の日」の動画を視聴し、弁当づくりのポイントや作りたい弁当のイメージ図を書いて具体的に考えています。11月26日登校時には「弁当をつくってきたよ。」「5時に起きて頑張った。」「全部自分で作った。」「卵焼きが焦げた。」など弁当作りの話題で盛り上がりました。昼食時間になると生徒たちはどこか誇らしげな様子で写真を撮り、笑顔で完食しました。生徒たちの感想を紹介します。
・今日は早起きをしてお母さんと協力して作れたのでとても良かったです。次の「弁当の日」では自分で全部作れるよう頑張りたいです。
・卵焼きとウインナーを作れたので自分的にはよくできたと思います。
・一品だけでも作るのが大変だったのでお母さんはすごいと思いました、感謝です。
今後も「弁当の日」を通して、少しでも食に関心を持ち、自分で食べたい物は自分で作るということを目標に取り組んでいきたいと思います。
文・延岡市立南中学校(宮崎県)講師 大窪知子