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鳥取県と言えば“砂丘”“二十世紀梨”などが有名だが、カニの水揚げ量で日本一を誇るという。同県は、11月初旬に解禁された「とっとり松葉ガニ」をはじめとする県内の食の魅力を伝えるキャンペーン「豊漁感謝祭~蟹取県のカニ食べてみんな蟹バレ!~」(2021年2月28日まで)のメディア発表会を16日、東京都内で開催した。
鳥取県は、このキャンペーンにおいて「蟹取県」と“改名”。今回の発表会には、ゲストとしてお笑い芸人のガンバレルーヤ(吉本興業)で同県大山町出身のまひるさんと、よしこさんが、今年度「蟹取県PR大使『蟹バレルーヤ』」として登場。より多くの人に「とっとり松葉ガニ」を知って食べてもらおうとPRした。
同県に水揚げされる「松葉ガニ」が取れる山陰沖は、九州側からの対馬暖流と北海道側からの寒流が合流する潮目に当たり、カニの栄養となるプランクトンなどの生物、有機物が豊富に存在。カニの身やカニ味噌をおいしく成熟させているという。
今回のキャンペーンでガンバレルーヤの2人は、「蟹バレルーヤ チャレンジ22」なる企画に挑戦。鳥取のカニの魅力を楽しみながら料理をしたりカニについて勉強したりする様子を収めた22の動画を、2月28日までYouTube動画で順次公開していく。手まり寿司・なめろう・ペペロンチーノ・天ぷらなど、おうちでも簡単に作れるカニ料理を紹介していく。動画を見てツイートすると、「とっとり松葉ガニ」が抽選で22人に当たるプレゼント企画も用意されている。
発表会で2人は、カニ姿を模したチアガール姿で鳥取のカニをアピールし、動画収録の様子などを紹介。まひるさんは「ふるさとのカニを全国にPRできることがとてもうれしい。世界一おいしい鳥取のカニで、皆さんの心をカニバサミにしたい。皆さん、カニを食べて幸せになってください」、よしこさんは「コロナで大変な時ですが、カニ料理の動画を見て、料理を作って味わってほしい」などと話した。鳥取のカニを自宅で楽しめる「ウェブカニキャンペーン」など、お取り寄せグルメも紹介した。
他にも既に実施中の企画として、期間中に対象の宿泊施設に泊まると、鳥取の旬のカニを抽選でプレゼントする「泊まってチャレンジ」や、期間中に同県で飲食したカニ料理や、県内で見つけたカニにまつわるものの写真を2カ所以上で撮影し、InstagramまたはTwitterで投稿すると、抽選でプレゼントが当たる「フォトチャレンジ」なども、キャンペーンサイトから参加できる。
発表会に登場した谷長正彦・鳥取県東京本部長は、最近の同県の名産品として、流通2年目を迎えた新品種米「星空舞」、2017年の「全国和牛能力共進会」(全国和牛登録協会主催)で“肉質日本一”に輝いた「鳥取和牛」の存在なども紹介。「Go To トラベルの年末年始停止も決まり、今はぜひ鳥取に来ていただきたいとは言えない中だが、ネットでのお取り寄せもぜひ活用してほしい」などと話した。