10月21日(水)午後、長崎市立図書館多目的ホールにて、長崎市中学校給食部会主催の講演会が開催されました。この講演会は令和2年度 長崎市中学校給食部会 研修会として行われ、竹下和男氏が「コロナ禍に思う 今こそ子どもたちを台所に立たせよう」と題して講演、市内の中学校給食部員(栄養教諭・養護教諭・家庭科教諭等)・市教委指導主事・部長校長等約30名が参加しました。

概要

◆主催:長崎市中学校給食部会
日時:2020年10月21日(水) 14時30分~16時00分 
◆会場:長崎市立図書館 多目的ホール
◆事業の名称:令和2年度 長崎市中学校給食部会 研修会
◆講師:竹下 和男
◆講演タイトル:「コロナ禍に思う 今こそ子どもたちを台所に立たせよう」
参加人数:30
参加者:市中学校給食部員(栄養教諭・養護教諭・家庭科教諭等)・市教委指導主事・部長校長等
主催者からの感想
コロナ禍で学校の休みが続くなか、子ども食堂が母子家庭に弁当を届けましたというニュースが放送されていた。美談のようだが、私は違和感を覚えていた。自分の社会科では「水のない者に水を与えるのではなく、井戸の掘り方を教えるのが正しい支援のありかただ」という授業をしてきた。であれば、「昼食がない者に弁当を届けるのではなく、その作り方を教えることが正しいありかたではないのか」と思ったからだ。そんなある日、「弁当の日」提唱者の竹下先生の名前を知ることになり、是非、話をお聞きしたいと考え、本日の講演会にお招きるすことができた。特に、「はなちゃんのみそ汁」のことや「弁当の日で社会を変える」ということばに鳥肌が立つほど感動した。1人でも多くの人にこの考えを広めるとともに、まずは自分にできることから実践していきたい。