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アルプス越えはハンニバルの二番煎じ、さっそうと荒馬を乗りこなしてサン=ベルナール峠を越える肖像画は誰もが思い浮かべる勇姿だが、実は荒馬ではなくラバだった、など、“人間ナポレオン”の実像はなかなか興味深い。友だちができない、という悩みもあったと聞けば、より身近で、ちょっとかわいい感じすらする。そんな偉人たちの悩みと解決方法を面白く紹介した『偉人たちもみんな悩んでいた』(真山知幸著、エイ出版社)が発売された。価格は税別1,200円。
野口英世、クレオパトラ、西郷隆盛、モーツァルト、マイヤ・プリセツカヤ。それぞれの時代で偉大な功績を残した偉人たち、さぞ順風満帆な人生と思いきや、当然のことながら、われわれと同じ平凡で些末な悩みも持っていた。将来落ちぶれるかもしれない(野口英世)、あらぬ疑いをかけられている(マイヤ・プリセツカヤ)など、それぞれの苦悩にどう対処していたのか、解決できなかったことは何だったのかが解説されている。