人間が社会生活を営む上で欠かせない医療や介護、福祉、保育、公共交通機関、生活必需品の生産・物流・販売などの仕事に従事する人々は「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる。新型コロナウイルス感染が広がる中、これらの仕事の重要性が再認識されるとともに、エッセンシャルワーカーが非正規の雇用形態や低い給与など不十分な待遇で働いていることが浮き彫りになり、待遇改善を求める声も高まっている。
このような現状に鑑み、日本印刷産業連合会は4年前から毎年開催している「印刷と私 エッセイ・作文コンテスト」を今年は中止。代わりにエッセンシャルワーカーに感謝の気持ちを伝えるポストカードの制作を企画した。
ポストカードは、放送作家の小山薫堂氏が感謝と応援のメッセージ、イラストレーターの小池アミイゴ氏が作画を、それぞれ担当。メッセージを記入する欄があるタイプと無いタイプと2種類を制作した。
ポストカード(6枚1セット)は希望者に無料で配布する。希望者は特設ホームページから申し込む。締め切りは12月末日(なくなり次第終了、先着1000人)。