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10月1日は「国際コーヒーの日」。国際協定によって、“コーヒーの新年度”と定められており、コーヒー大国ブラジルではコーヒーの栽培が新しく始まる節目になる日だ。UCC上島珈琲(神戸市)では、「国際コーヒーの日」に合わせ、“コーヒー抽出かす用ミニ麻袋”を数量限定で無料配布する。
全日本コーヒー協会によると、日本のコーヒー消費量はここ10年間、増加傾向にあり、2019年には45.3万トンが消費されている。それに伴い、コーヒー抽出後に残るコーヒー抽出かすの廃棄量も当然、増加傾向にあると考えられる。SDGs(持続可能な開発目標)の達成に取り組むUCCでは、工場で発生するコーヒーかすを再利用。バイオマスボイラーで燃料に使用したり、社員の風合いのある名刺に再利用したり、陶磁器の表面に塗る「釉薬」に用いたりと、リユースを積極的に推進してきた。
そして、環境に配慮した取り組みの一環として、家庭でもレギュラーコーヒーを入れた後に発生するコーヒー抽出かすを、再利用しやすくするための“コーヒー抽出かす用ミニ麻袋”を、10月1日(木)から配布する。ミニ麻袋は、コーヒー運搬用の麻袋をモチーフに作られ、コーヒー生豆の保管はもちろん、乾燥させた抽出かすを脱臭剤として使用する際の袋にもなる。配布は、UCC公式通販サイト「COFFEE STYLE UCC オンラインショップ」でコーヒーを購入した人に同封して発送されるという仕組み(ただし、無くなり次第終了)。
家庭でのコーヒー抽出かすは、脱臭剤やガーデニングの材料として活用が可能。UCCの研究によると、乾燥したコーヒー抽出かすで活性炭の2倍以上、湿ったコーヒー抽出かすは約5倍の脱臭効果が見込めるという。脱臭剤として使用した後は、ガーデニング用に土に混ぜてもいい。土に混ぜて1年目は“植物の生育を抑制する効果”で雑草対策に有効で、2年目以降は土壌改良効果が期待できるそうだ。