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ビーガンのコーヒー愛好家に朗報!

スターバックスコーヒージャパン(東京)は4月13日から、人気商品である「スターバックスラテ」の植物性ミルクへの変更にかかっていた追加料金をなくす。

これまで牛のミルクの「スターバックスラテ」が税込みで374~506円だったのに対し、ソイ、アーモンド、オーツの植物性ミルクに変更すると、さらに約50円かかっていた。それが動物性、植物性ミルクの上記製品が同408~545円の同一料金体系となる。

これは同日の定番ビバレッジの価格改定に伴うもの。ただし、カプチーノやキャラメルマキアートなどの商品についての植物性ミルク変更はこれまで通り有料だという。

「それぞれのミルクの認知の高まりとともに、弊社の店舗でも需要が増えている印象です・・・ソイミルクの登場はもっとも古く、2001年ごろから店舗導入し、多くの方に愛されており、アーモンドミルク(2020年)、オーツミルク(2021年)は導入時期がまだ浅いこともあり、これからさらに需要が増えていくと感じています」(広報)。

海外では、ベジタリアンとしても知られる元ビートルズのポール・マッカートニーが3月下旬、米スターバックスの当時のCEO(最高経営責任者)ケビン・ジョンソン氏に手紙を送り、同国の店舗における植物性ミルクへの追加料金を撤廃するよう求めていた。

ポールは手紙で、フィルズ・コーヒー、パネラ・ブレッド、プレタ・マンジェなどのチェーンが追加料金なしで植物性ミルクを提供していることを例に挙げるとともに、英国のスターバックスも今年に入ってから追加料金を取り止めたことを指摘している。

ポールが支援する動物の権利擁護団体「PETA」は、牛乳をとるために牝牛が強制的に妊娠させられて、妊娠できなくなると殺されるという問題と、牛の飼育が温室効果ガス排出につながっていることなどを挙げ、植物性ミルクへのシフトを訴えている。