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日本にも常備菜という知恵があるが、フランスにも作り置きできる料理がある。和食ではないストック料理を考えるなら、『フランス人はたくさん仕込んで3度愉(たの)しむ』(上田淳子著、誠文堂新光社)が4月6日に発売される。

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数日間食べるために週末をつぶして料理を作り置く、というのとはちょっと違う。一度にたくさん仕込むのは同じだが、2日目、3日目と変化させながら最後までおいしく食べきるというスタイルだ。例えば鶏もも肉を一気にたくさんオーブン焼きにして、その日はそのまま食べ、2日目はトマトソースで煮込み、3日目は野菜と一緒にさっとフライパン蒸しに。白いんげん豆をベーコンで煮たら、1日目はそのまま食べ、2日目はソーセージとトマトを加えてオーブン焼きに。3日目はミキサーにかけ、ピュレにしてパンを添えて。合理的なアイデアが詰まった一冊だ。税込み1,760円。

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