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親だって日々手探りの子育て。限られた時間に知識を伝える先生の仕事もまた、探求と苦労の連続だ。先回りして言ってしまえば簡単なこともあるが、そこはぐっとがまん、子どもたちからの発信を待つことの大切さは感じているものの、実践は難しい。落語、という別世界の視点でこれを考えた『落語流 教えない授業のつくりかた』(誠文堂新光社)が、2月10日に発売される。
落語家の立川談慶氏と、教育者、玉置崇氏の共著。立川談志の弟子として体験した前座修行やそこで得た実践的な学び、また「教えない授業」の心得や、具体的な授業例が載っている。話し方やユーモアという落語のエッセンスと教育の相性の良さを知る2人が、学校現場だけでは得られない観点と、学校現場でしっかり活用できる実用性を一冊にまとめあげている。税込み1,980円。